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創業から70年以上に渡り受け継がれてきた熟練の技術と経験を基に、
お客様各社の使用環境や使用方法まで配慮した鋳造用木型を製作しています。
木型製作の枠に捉われず、食品の新製品開発に設計段階から携わる等様々な内容の案件も経験してきました。
「日に日に新しく」という意味が込められた“日新木型”という社名の下、型の製作だけに捉われない、様々なご要望に柔軟に対応し、お客様の頭の中に想い描いているものを形にできる企業を目指し努力してまいります。
既存取引先を通して、悪路でも運行することのできる自動車『凄BUS4×4』の製作をしている企業様より、足回り部品の軽量化に関するご相談をいただきました。
現在オーストラリアからの輸入品を使用しているものの、材質が鉄のため非常に重く悪路での運行に支障をきたしてしまっているため、材質をアルミに変更することで軽量化を図り、よりスムーズな乗り心地にしたいとの要望でした。
図面や3Dデータなどは無かったため、部品本体を借用して測定を行い、3DCADにてモデリング後木型を製作し、弊社協力企業様にてアルミ製品を製造。出来上がったアルミ製品を弊社にて仕上げ加工やタップ切り等を行い納品しました。
実際に取り付けて運行させてみると、「軽くなってハンドルの動きも良くなり乗り心地も格段に変化した」を非常にご満足いただける回答を頂け、更に客先から新たな要望や別の部品に関する今後の展開のお話もいただけました。
新規のお客様から、新製品として、祭りやイベントで販売し、片手で持って食べ歩きできるピザの開発をしたいとの相談がありました。
ピザの形状や調理工程、焼き台の形状など何も決まっておらず、片手で食べられる『ワンハンドピザ』を作りたいとの構想がお客様の頭の中にあるだけで、設計図や寸法など何一つ決まっていない状態での相談でした。
そこで、まずはピザのサイズ・形状を決めるところから始め、打合せを重ねることで、持ち運びやすくソースが垂れないための形状や、ピザを折りたたむための形状を考案し、それを実現できる焼き台を設計しました。
そこから蒸し焼きにするための蓋と蓋を焼き台に設置するための機構を追加し、焼き台が大きくなるため、蓋は人が立つ位置で手元で開けられるように設計、更に蓋の開く角度を、調理工程の中でどの順番で蓋を開けてもそれぞれの列が干渉しないように計算し設計しました。
その後は市販のバーナーに取り付けるための機構を追加し、
焼き台の設置・解体が容易にできるように最大限の軽量化を行いました。
この設計と型製作完了までに約2カ月、鋳物鋳造と組立てに約1カ月程度を要し、お客様に納品することが出来ました。
このような設計段階からの案件につきましても柔軟に対応させていただきますので、何かお困りの際には何でもご相談いただければ幸いです。
既存取引先からの紹介により設計・製作した案件です。
車好きのための、車をコンセプトとしたBARを新規開業するが、
ビールサーバーの注ぎ口をガソリンスタンドの給油ノズルのような形状にしたいとの依頼でした。
ノズル部分、持ち手部分、レバー部分など、各部位の設計はできていて2D図は存在するものの、それを組み合わせた時の取り付け方法や、ビールが流れるホースの収納方法等、全体的な設計はできていませんでした。
特にレバーをどの程度傾けるとビールや泡が注がれるのか、設計上の角度は存在するものの、全体を組み立てた際にどこを支点にどの程度可動させればよいのか、そもそも可動する隙間が存在するのか、といったバランスの調整が必要でした。
何度も打合せを行い、データのやり取りやレバーの可動域が足りない時には支点を修正したり逃がし形状を追加したりとその都度設計変更を行っていきました。
当初2分割の製品にする予定だったものが、一体型の製品にする等、大幅な設計変更があり、設計・型製作までに2カ月程度、鋳造と加工に1カ月程度の期間にて、満足いただけるものを納品することができました。
既存取引先からご紹介いただき、飛行機主翼の空気の流れを試験する『風洞実験』用のモデル製作を行いました。
2Dデータを受領し、そこから75%に縮小した3Dデータを作成し、モデルを製作しました。
実験をするためは、主翼だけでなく、主翼に取り付けられる可動翼やエンジンカバーといった部品が必要で、それぞれを組み付けるための機構や、部品内部にモーターや配線などの別部品を入れ込む形状を追加設計する必要がありました。
実験用モデルのため可動翼は実際に動かなくてはならず、主翼と可動翼の取付方法や取付用の金具・ピンを度重なる打ち合わせにより決定し設計に盛り込みました。
更にエンジンカバーの中には市販のモーターを、モーターのON,OFFを切り替えるスイッチは主翼に埋め込む必要があったため、モーターの固定機構と、配線を通すための逃げ形状、切り替えスイッチを固定するための機構等、元々支給データにはなかった新たな追加設計が多くありました。
初回打ち合わせから多くの追加設計・設計変更を経て、各部品を別々に製作した後、最後は職人の手作業により組み付けを行い完成しました。
製作期間は多くの追加設計・設計変更を経て約2.5カ月を要しましたが、実験の結果も良好だったようで、ご満足をいただけました。
形状は長さ250mm程度、厚みは最薄部で0.1mm程度とモデル切削には高難度な形状でしたが、試作を繰り返し、独自の製法を考案することにより製作を可能としました。
初回制作後、精度・納期共にご満足をいただけ、それまで海外企業に依頼していたABSモデル切削案件を任せてもらえるようになり、
これまでに、大きいものではΦ400程度のファン(最薄部0.9mm程度)、
小さいものでは100×50×60程度のU字ブロック(最薄部1mm程度)、
他にも長さ200程度20×50の楕円筒形状(データとの誤差0.3mm以内)
等、様々な形状の製品を製作してきました。
木型とは、ものづくりの原点です。
砂型や石膏型に溶かしたアルミや鉄を流し込むことで製品を作る手法を『鋳造』といい、その砂型や石膏型を作るための型を『鋳造用木型』と呼びます。
設計通りの寸法に仕上げるためには型の精度が非常に重要となり「型の出来=製品の出来」「型精度以上の製品は作れない」とまで言われています。
現在、木型の材料は木目の出る木材からケミカルウッドと呼ばれる樹脂へと変化しており、加工方法も手加工から機械による加工が主となっていますが、まだまだ手作業に依存している点も多くあります。
当社では熟練工の手作業と機械加工を一体化させることでお客様にご満足いただける木型作りに取り組んでいます。
マシニング加工(縦形)( 試作開発・少量生産 / NC機械加工 ) |
| 会社名 |
有限会社 日新木型工業 (にっしんきがたこうぎょう) |
自社ホームページURL | https://www.nissin-kigata.com/ |
|---|---|---|---|
| 住所 |
日本 静岡県 静岡市駿河区
[地図を見る] |
担当者 | 海野 和彌 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 300 万円 | 社員数 | 3人 |
| 年間売上高 | 未登録 | エミダス会員番号 | 95671 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
| 主要三品目 |
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| 大分類 | 中分類 | 小分類 |
|---|---|---|
| 設計 | 製品、部品設計 | 模型設計 |
| 設計 | シミュレーション | CAE流体解析 鋳造 |
| 設計 | データ作成(3Dスキャン) | データ作成(3Dスキャン) |
| 試作開発・少量生産 | NC機械加工 | マシニング加工(縦形) NCフライス加工 2.5次元対応 3次元対応 |
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