高精度閉ループ制御搭載 ブリネル・ビッカース硬さ試験器 LD 3000
高精度な閉ループ制御と広範な荷重範囲(10~3000kgf)を備えた、ブリネル・ビッカース方式対応のデジタル硬さ試験機LD 3000シリーズをご紹介します。
■ 概要
LD 3000シリーズは、金属材料の硬さ評価に用いられるブリネルおよびビッカース方式の両方に対応したデジタル硬さ試験機です。ASTM、ISO、JISといった国際規格に準拠しており、試験の信頼性と再現性に優れています。ロードセルによる荷重制御と1kHzの閉ループ制御により、全荷重範囲で高直線性を実現。シンプルなワンボタン操作で試験工程が完結し、誰でも簡単に正確な硬さ測定が行えます。
■ 特長
・ ブリネル・ビッカース方式の両方に対応
・ ASTM、ISO、JISなどの国際規格に準拠
・ 10~3000kgfの広範な荷重範囲
・ ロードセルと1kHz閉ループ制御による高直線性
・ 操作はワンボタンで完結し、使いやすいインターフェース
・ すべての金属材料(鉄、鋼、銅、真鍮、アルミなど)に対応
■ 仕様
・ 荷重範囲:10~3000kgf
・ 対応試験方法:ブリネル(Brinell)、ビッカース(Vickers)
・ 操作方式:全自動・ワンボタン制御
・ 荷重制御:電子ロードセル+閉ループ制御(1kHz)
・ 適合規格:ASTM E10、ISO 6506、JIS Z2243ほか
■ 用途
・ 熱処理済み金属部品の硬さ評価
・ 鋳造品、鍛造品の品質管理
・ 各種金属合金の材料試験
・ 自動車部品、航空機部品、建設用鋼材などの検査現場
■ 活用されている業界例
・ 自動車・航空機部品製造業
・ 金属加工・熱処理・鋳造業
・ 精密機械・金型業界
・ 材料研究機関、品質保証部門
広範な荷重範囲と高い制御精度を兼ね備えたLD 3000は、硬さ試験の作業効率と測定精度を両立させる一台です。