技術検索

自社の得意な技術や、他社にはまねできない特異な技術を紹介するコーナーです。

1-10件表示 / 41

【ステンレス板材向け】ねじ頭が出ないスタッド溶接

今回はステンレス板材等へのスタッド溶接をご紹介します。 弊社では、スタッド溶接機を用いたステンレス製品を始めとした板材へのネジ溶接が可能です。 スタッド溶接機を用いることにより、短時間でネジの頭が出ない溶接を実現しています。 【加工事例】  材質:SUS304、SUS430  ロット:100~500個  製品サイズ:1000mm×1000mm×1.5mm ~ スタッド溶接とは ~ スタッド溶接は、金属板とスタッドボルト呼ばれる「ねじ溝が切られた軸部のみボルト」に大電流を流すことで板材にネジを直接溶接する手法となります。 一般的なネジ止めとは異なり板材であれば表面にネジ...

株式会社 東陽理化学研究所 (日本 新潟県)

\塗膜不良を招く“滑らかすぎる表面”|亜鉛ダイキャストに必要な最適な粗さとは?/

表面が“滑らかすぎる”ことが密着不良の原因に 亜鉛ダイキャストは寸法精度が高く、鋳肌が滑らかという特長を持ちますが、塗装においてはこの「滑らかさ」が密着不良のリスクにつながることがあります。 表面が鏡面のようにツルツルしていると、塗膜が金属表面にしっかりと食い込めず、物理的なアンカー効果が得られません。その結果、「爪でめくれる」「輸送中に剥がれる」といったクレームが発生する恐れがあります。 適切な表面粗さでアンカー効果を高める 塗膜の密着性を高めるには、**適度な表面粗さ(Ra値)**を確保することが重要です。 当社では、ブラスト処理(ショットやサンド)で表面を均一に荒らすことで...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

\塗装の雑学入門:吹付けっていつから?工業化が変えた塗装のかたち/

手塗りから吹付けへ。塗装に革命を起こした「スプレーガン」 明治から大正にかけて、日本の産業は急速に近代化していきました。鉄道や船舶、自動車、機械といった工業製品が増えるにつれ、手作業による塗装では追いつかなくなってきます。そんな中で登場したのが「スプレーガン」による吹付塗装です。 雑学ポイント:実は、世界初のスプレーガンは1893年、アメリカの医療器具メーカーが開発したもの。それが工業用途に転用され、日本にも大正期に伝わりました。 吹付塗装のメリットは“ムラなく早く” それまでの手塗りは、どうしても塗りムラや厚さの不均一が避けられず、職人の腕に仕上がりが左右されました。吹付塗装は、...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

【亜鉛ダイキャスト】焼付塗装のコツと豆知識 なぜ亜鉛ダイキャストに焼付塗装?

【亜鉛ダイキャスト】焼付塗装のコツと豆知識 なぜ亜鉛ダイキャストに焼付塗装? 亜鉛ダイキャストは鋳造性や衝撃強度に優れる半面、耐食性に難があり、そのままでは傷や剥がれで美観が損なわれます。 また高温で焼付すると塗膜がふくれやすいため 低温での焼付塗装で見た目と耐久性を両立させることが重要です。 HOWTO① 前処理で密着性を高める 塗膜剥離を防ぐには離型剤や油分を徹底的に除去することが不可欠です。アルカリ脱脂→中和洗浄→必要に応じた超音波洗浄のように多段階で洗浄し、表面を安定化させます。 その後、三価クロメート処理やプライマーを塗布して下地を整え 常温で短時間セッティングさ...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

乾燥不良が引き起こす金属塗装トラブル|ブリスター・ベタつき・艶ムラの原因と対策

乾燥不良が引き起こす金属塗装トラブル|ブリスター・ベタつき・艶ムラの原因と対策 金属塗装における乾燥工程は、仕上がりと耐久性を左右する重要なプロセスです。しかし、条件が不十分だと 乾燥不良 が発生し、さまざまなトラブルにつながります。特に小物の自動車部品や建築金物では、わずかな温度や時間の乱れが大きな影響を与えます。ここでは、代表的な3つの不良現象とその対策を解説します。 1. ブリスター(膨れ) 原因 塗膜内部に残った溶剤や水分が乾燥中に気化 高湿度や換気不足による蒸発不良 対策 炉内換気を徹底し、溶剤を確実に排出 温度・湿度を安定させ、規定条...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

焼付塗装に対応|耐久性と美観を兼ね備えた金属部品製作

【焼付塗装に対応しています】 鉄やステンレスなどの金属部品に対し、焼付塗装での仕上げに対応しています。高温で塗膜を硬化させる焼付塗装は、密着性と耐久性に優れ、屋外使用や長期使用が前提となる建築金物や産業部品に適しています。防錆性能だけでなく、美しい外観仕上げが求められる製品にも効果的です。 【耐久性と仕上がりのメリット】 焼付塗装は、粉体塗装や溶剤塗装と比べても強靭で均一な塗膜を形成できるのが特長です。傷や摩耗に強いため、建築現場や工場設備など過酷な環境下での使用にも耐えられます。さらに、色や光沢を自由に選択できるため、機能性とデザイン性の両立が可能です。 【小ロットから量産ま...

株式会社 山口熊製作所 (日本 愛知県)

塗膜剥離(とまくはくり)ってなに?|金属塗装の“くっつかない”トラブルをQ&Aで学ぼう!

塗膜剥離(とまくはくり)ってなに?|金属塗装の“くっつかない”トラブルをQ&Aで学ぼう! 工場で金属に色を塗るとき、一番大切なのは「しっかりくっつくこと」です。 でも、ときどき塗ったはずの塗料がペリッとめくれてしまうことがあります。 それが 「塗膜剥離(とまくはくり)」 というトラブルです。 ここでは、職業体験に来た中学生のみなさんにもわかりやすく、Q&Aで紹介します。 Q1. 「塗膜剥離」ってどんな現象なんですか? A. 塗膜剥離とは、金属の表面に塗った塗料(塗膜)が時間がたつとはがれてしまう現象のことです。 見た目はキレイでも、指でこすったり角をぶつけたりすると...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

タレ・スジってなに?|金属塗装で起こる“流れあと”のトラブルをQ&Aで学ぼう!

タレ・スジってなに?|金属塗装で起こる“流れあと”のトラブルをQ&Aで学ぼう! 金属塗装の仕上がりを見たとき、「ここだけ塗料が流れたみたい」「筋のような線がある」と感じたことはありませんか? それは、塗装中に起こる**「タレ」や「スジ」**という不良です。 塗るのがちょっと難しい液体塗料では、よく起こるトラブルのひとつです。 ここでは、そのしくみと防ぎ方をQ&Aで解説します。 Q1. 「タレ」と「スジ」ってどう違うの? A. どちらも塗料が流れてできる不良ですが、少し違いがあります👇 タレ:塗料が重力で下に流れ、厚くたまって“涙のあと”のようになる現象。 ...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

異物混入(いぶつこんにゅう)ってなに?|金属塗装の“ゴミがつく”トラブルをQ&Aで学ぼう!

異物混入(いぶつこんにゅう)ってなに?|金属塗装の“ゴミがつく”トラブルをQ&Aで学ぼう! 金属にきれいに塗装しても、よく見ると表面に小さなゴミやホコリがついていることがあります。 それが「異物混入(いぶつこんにゅう)」というトラブルです。 見た目が悪くなるだけでなく、塗膜の性能にも影響することがあります。 ここでは、中学生にもわかるようにQ&Aで解説します! Q1. 異物混入ってどんな現象? A. 異物混入とは、塗装の途中でゴミ・ホコリ・虫などが塗膜の中に入りこんでしまう現象のことです。 小さなチリや毛が表面にくっつき、乾くとそのまま固まってしまいます。 ツヤツ...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

\亜鉛メッキ製品の塗装トラブル②:白錆(腐食再発)の原因と対策/

\亜鉛メッキ製品の塗装トラブル②:白錆(腐食再発)の原因と対策/ 塗装後の表面に白い粉状のサビが出ていたら、それは白錆です。 見た目が悪くなるだけでなく、腐食が進行すると塗膜の下から金属を傷めてしまいます。 白錆の原因は、主にメッキ層への水分侵入です。 亜鉛メッキ層のピンホールや傷、化成処理ムラから水分が入り込み、酸化して白く変色します。 また、塗装後の乾燥不足や保管中の結露もよくある要因です。 防止するには、 洗浄・化成処理後は完全乾燥を確認してから塗装 保管時は通気性のある棚・ラックで密着保管を避ける 白錆が出た場合はサンディング→再下地処理→再塗...

永和工芸 株式会社 (日本 大阪府)

1-10件表示 / 41

新規会員登録