エミダスニュース

米国工場製工作機械の輸出先拡大

2011-09-20

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 米国工場製工作機械の輸出先拡大



-日本市場への輸出に続き、南米、アジア地域へも輸出先を拡大-



 



ヤマザキマザック株式会社



 



ヤマザキマザック株式会社(社長:山崎智久、愛知県大口町、TEL:0587-95-1131)は、現在の極端な円高ドル安の対策として、この秋から米国工場製の工作機械の日本への輸出を決定したが、
引き続き、南米、アジア地域へも輸出先を拡大することを決めた。




     9月19日から24日までドイツのハノーバーで開催されるEMO(欧州国際工作機械見本市)
を機に現地で19日に発表した。



     現在、南米やアジア地域へは当社の日本製工作機械を主に輸出しているが、最近の急激な 円高ドル安により、南米やアジア地域では現地通貨による日本円調達コストが上昇し競争力を失っており、ドルで販売する米国製工作機械が日本製に比べ割安感が期待できることから、
今回米国工場から同地域への輸出を決定した。



     今回南米、アジア地域へ輸出する中型旋盤2機種(QUICK
TURN NEXUS 400ⅡおよびQUICK TURN NEXUS 450Ⅱ)は、最初に米国工場が独自に開発し、その後日本の工場でも一部機種を拡大し生産している。



     輸出開始は、来年初めを予定し、輸出台数は2機種で合計毎月10台程度を目標とする。



     実施期間や輸出対象機種の拡大などは、今後の為替動向を見ながら随時判断していきたい。



     今回の米国工場からの輸出拡大は、当社が早くから展開してきているグローバルな生産体制のメリットを活かした販売策の一つといえる。



 



<参考>



     米国工場は1974年に稼動し、それ以来37年にわたりNC旋盤とマシニングセンタを一貫生産してきており、品質的にも現地のユーザーから大変高い評価を得てきている。



     米国工場では現在、旋盤15機種、マシニングセンタ12機種、専用機1機種の計28機種を
生産している。



     現状、米国工場も大量の受注残を抱えてフル生産を続けているが、現在設備の増強を進めており、さらなる増産を図っているところである。



     具体的には、今年末には、小型機・中型機を合わせて月産135台のレベルまで引き上げる。



 




【会社情報】

  株式会社 ヤマザキマザック株式会社

  ご連絡先:0587-95-1131 

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 ホームページ

 http://www.mazak.jp 







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