第1回 インターネットで情報を収集する

不況なんか関係ない!

不況をぶっ飛ばせ!と題してセミナーを何度かやらせていただいた。
そんなこたぁ、わかっているという内容だとは思うが、そもそも不況というのはなんなのだ?
100年に一度の不況だというが、そんなことは知ったことではない。

生きたいか、死にたいか、それが、不況の時に表面化する。

社長が死にたいと思えば、会社は死ぬ。
社長が生きたいと思えば、会社は生き残る。

それだけである。不況のせいではない。
社長次第だ。

中小企業たるもの、不況なんかに左右されない経営体質を知らず知らずの間に作り上げているべきだ。

特定からのお客様の受注が減った。
どうすれば?いいか?

他のお客様をつくるしかない。
他のお客様はどうやってつくるか?

いいものをつくってもお客様が買ってくれなければ、ないのも同然だ。

どうしたら新しいお客様をつくれるのか?
その方法は各社各様だ。
NCネットワークに加入したから、簡単にお客様が増えるなら誰も苦労しない。
無料検索サイトに登録して、お客様が簡単に増えるなら、誰でも製造業の社長になれるはずだ。

しかも、この仕事は、社長(あるいは専務や2代目、3代目でも構わない)自身がやらねばならない。

自社の魅力を再確認する

ものづくり企業は、自社のつくる製品のQ(品質)C(価格)D(納期)が遵守できて、はじめてお客様の満足を得ることができる。
QCDのいずれかが、強そうな企業こそが、検索される回数が多くなり、受注機会も増える。

製品が上記のいずれかにおいて、他社よりも特筆すべきものがあれば、問合せを受ける。
そして、見積を提出し、最初は少額からの取引がスタートし、何年かかけて、お得意様となる。
すぐに何千万も発注してくれる有難い企業など、この世には存在しない。

まずあなた(社長)は、自分が学生になったつもりで自分の会社のホームページを見て欲しい。
訴えるものはなにか?
社員にホームページをつくって営業しろ、と命令しても絶対、無理だ。

なぜならば、自分の会社の魅力を一番知っている人がこの仕事をしなければならない。
自分の会社の魅力を一番熱く語ることが出来るのは、どこの会社でも社長である。

自分の会社を見つめなおすことから、新しいお客様をつくることは始まる。

今、この大不況の時こそ、チャンスだ。
会社が暇な時期に、あらためて、自社の魅力は何か?
なぜ、これまでお客様が、自分の会社を選んでくれていたのか?
よく、考えてみることだ。

エミダスマップ

エミダス工場検索エンジンは、NCネットワークが誇る世界最強の工場を探すシステムである。
このシステムに登録いただいたら、まず、エリアで検索をしてほしい。
自分の住んでいる地域に何社、工場があり、どんな設備、どんな業態で、どんな製品をつくっているか?
自分のエリアでの検索は、街単位、市単位、群単位、県単位、業種単位など、いろいろな検索が可能である。

あなた(社長)が、住んでいる街にどれだけ素晴らしい企業があるか、調べていただきたい。

  • 自分の会社と比べて、魅力的な企業が何社あるか?
  • 自分の会社と比べて、ホームページの見やすさはどうか?
  • 自分の会社の同業者は何社あるか?
  • 自分の会社のお客様になりうる企業は何社あるか?
  • 自分の会社の発注先になりうる企業は何社あるか?

第1回 まとめ

自分の会社の魅力を知る!

そして、魅力を訴える!

関連項目

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