1年間にリサイクルされたアルミ缶 は78.5%

1年間にリサイクルされたアルミ缶 は78.5%

平成11年度の飲料用アルミ缶 リサイクル率は78.5%で、国の目標の平成14年度までに80%の達成は確実になりました。
この高いリサイクル率は一般消費者のリサイクル意識の向上が おおきく寄与しているものと思います。 ボランティアの努力も大きく、また市町村における分別 収集の進展も進んでいます。
アルミ缶はスクラップ価値が高く有償で引きとってくれることもリサイクル向上のインセンティブになっているのではないでしょうか。
またアルミは回収されたアルミ缶から同じアルミ缶へ再生することが出来る便利な金属です。 このようなリサイクルのされ方はループドリサイクル・水平型リサイクルと言われアルミリサイクルのおおきな特徴です。
「原料となる新地金を地球から掘り起こさなくても済む 」ことは、何と言っても究極の地球環境保全に繋がります。少なくともエネルギーを掛けることが減りエコマテリアルだといえます。

アルミ缶リサイクル率の推移

アルミ缶リサイクル率の推移

日本とアメリカのアルミ缶リサイクル率の推移

執筆者紹介

アルミニウム・アソシエイツ 株式会社 代表取締役社長 菱田好文
ホームページ:http://alumi.shichihuku.com/

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