自分で実際に触って実感しないと納得できない性分なので、
現物を見てきました。皆さんのおっしゃる意味が、納得。
3Dスキャナに付いている形状読み取りソフトから出される点群データを
一般のCADに取り込んでモデリングするのは、至難の業のようです。
レーザー光を物体に当、反射光を計測するので外観や凸形状は、良いのですが
直角に近い面やレーザー光と平行になる面は、当然検出できません。
角度や向きを変えて計測して後で、データ上で合成するそうです。
サンプルを持っていって実際に持っていって良かったです。
点群データを編集する専用ソフトPixform Pro Ⅱを使って点群データを基に
3Dモデルをモデリングするのを体験しましたが、一般の3D CADを扱う
要領で、モデリングが、出来そうです。
計測データに対してモデリングした面の誤差も色分け表示及び計測可能で、
複数の向きから計測した点群データの合成も簡単に出来ました。
(CAD上でも軽く動く)
開口部より奥行きの方が深い形状の読み取りが困難なことが、無ければ
このソフト付なら良いかなとも思いました。(コスト的に問題ですが)
点群データを持ち帰り自分のCADで、試しましたが、相当工夫しないと
大変そうなのがよく分かりました。
元々、スイッチ「ポン」的な考えは、していなかったつもりですが、自分の
仕事には、3D形状をスポット計測しながらモデリングしていく方が向いている
様です。
そこで、再度
技術試験場も当たってみますが、
3Dをスポット計測できる安価なものが無いでしょうか。
イメージ的には、セットされた計測物のX、Y座標を指定すればZ寸法が、
計測できるような物です。