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「パイプマナブ」シリーズ
パイプ曲げや製造、ものづくりにおいての基礎知識を初歩から学んでいこうという記事になります
今回は【ロウ付けについて】です
一般的にロウ付け(表記のゆれで、ろう付け・ロー付けなどと書かれる)といってもあまり知られておらず「ロウ付けってなんですか?」と聞かれることも多いので記事としてまとめました。
はんだ付けや溶接とはどう違うのでしょうか?
■溶接の種類
●融接
ガス溶接、アーク溶接、高エネルギービーム溶接
※アーク溶接の中にTIGやMIGなどさらに細かい方法が分かれています
●圧接
ガス圧接、摩擦圧接、抵抗圧接、超音波溶接
●ろう接
硬ろう接、軟ろう接
圧接法:接合部に熱と圧力を加えて接合する方法。
ろう接法:接合するその金属より融点の低い合金(ろう材、ハンダなど)を充填し、接合する方法
一般的に「溶接」というとマスクをして溶接棒をバチバチ溶かしながら接合していくというイメージですがいわゆるアーク溶接やガス溶接がそれにあたります。
ロウ付けは溶接の中の一種という位置づけになっています。また弊社でも行うスポット溶接は抵抗溶接の一種に位置づけをされています。
■ロウ付けとは
接合する2 つの母材の間に、融点が母材より低い「ろう」を溶かして落とし、
毛細管現象によって浸透拡散させ、冷却して凝固することによって接合する方法。
ろう材は銅や銀などが使われます、平成工業では銅をよく使います。
バーナーや加熱炉を使用し行い、母材自体を溶融させずにろう材を
一種の接着剤として用いて接合させる。母材を傷めずに接合することが可能。
ステンレスや鉄に対して、銅などのロウ材を使用することが多いです。
※はんだ付けとの違い
ろう付け(融点:450°C 以上)
はんだ付け(融点:450°C 未満)※軟ろう接
はんだごてを使うのがはんだ付け、比較的簡易にできるが接合力は劣る。
溶接の種類は手法や加工によって適するものが変わってきます。
ロウ付けは炉を使用することができるため、多くの製品を一気に接合できるメリットがあります。
会社名 |
平成工業 株式会社 (へいせいこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 98857 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 刈谷市 |
電話番号 | 0566-21-1961 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 110人 | 担当者 | 田中 利章 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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