順送型プレス機でのリン青銅（金クラッド）材、（板厚0,3mm）を用いたカメラ部品の製作事例になります。この製品はカメラの交換レンズ内部に使用されております。

現在取り扱っているリン青銅（金クラッド）材は、リン青銅に銀メッキを処理された上に部分的に金を埋め込み（クラット）された後、更に金メッキを処理し、表面にフィルムが張られている特殊で高価なな素材です。この部品自体が油厳禁の製品で、加工の際にも加工油の使用をせずに抜き、曲げの加工をそれに対応可能な金型、順送型金属プレス機を用いて生産しております。（用途：一眼カメラ用接点部品）

また、次工程として当該品を使用し樹脂と一体化させるインサート成形までを対応しております。R形状したプレス品のインサート成形なのでプレス品と樹脂部の際のところの金型精度と量産管理に難易度がありますが、安定量産を実現しております。

カメラ部品（交換レンズ）以外にも、電池部品、摺動部品（産業機械や産業用ロボット）などの加工実績も豊富にございます。
弊社は他にも順送型プレス機を活用したインコネル材での原子炉関連部品、銅材を使用した車載関連部品など、様々な素材の加工を得意としております。

国内のみではなく、海外のお客様にも納品実績があり多くのお客様からの信頼がございます。銅クラッド材に限らず多様な素材を使用した安定量産、精密加工でしたら弊社にお任せください。迅速、丁寧にご対応致します。

【設備】
弊社の順送型金属プレス機は、C型フレーム25ｔ～45ｔまでのラインナップに
加え、ストレートサイドフレームは80ｔ～110ｔクラスまでの設備がございます。
（詳細はＨPにてご確認ください）
他にも超音波洗浄機や遠心バレル、ラップ加工機等、これらの設備を駆使し、
電池部品から原子炉関連の部品など、幅広い分野での生産対応をしており
ます。

【素材】
弊社の取り扱う銅クラッド材は現状、板厚が0.3ミリのものを取り扱っており
銅クラッド材以外にもインコネル、リン青銅、ＳＵＳ、真鍮など様々な素材での
安定量産、精密加工の実績がございます。

掲載しております画像につきましては、お取引先との契約上お見せできる
範囲、鮮明度に限りがございます。他の部品、正確な形状等をご覧になり
たい場合はお手数ですが弊社にお問い合わせください。迅速、丁寧に対応
致します。