【放熱設計を支える高性能PPS樹脂とは】
近年、電気・電子部品の高性能化と小型化が進む中で、内部に発生する熱を効率的に逃がす放熱設計の重要性がますます高まっています。日進工業株式会社では、これらのニーズに応えるため、優れた高熱伝導性を持つPPS（ポリフェニレンサルファイド）を活用した精密成形技術を確立。自動車のモーター巻線や電子機器内部のエネルギー損失低減に貢献する製品開発を推進しています。

【高熱伝導PPSがもたらすメリット】
高熱伝導性PPSは、通常の樹脂材料に比べ、はるかに高い熱拡散性を備えているため、部品内部にこもる熱を迅速に外部へ逃がすことができます。この特性により、
・モーター巻線部の温度上昇抑制
・電子機器の長寿命化
・電力損失の低減
といった効果が期待できます。さらに、PPSは優れた耐熱性・耐薬品性も兼ね備えているため、過酷な環境下でも安定した性能を発揮します。

【高精度成形技術で実現する高付加価値部品】
弊社では、スーパーエンプラであるPPSの特性を最大限に活かすため、CAEによる成形シミュレーションと独自の金型設計ノウハウを駆使しています。これにより、微細な放熱フィン形状や薄肉部品でも高精度な成形が可能となり、放熱性能と機械強度を両立した高付加価値な部品製造を実現しています。

【まとめ】
高熱伝導性PPSは、電気・電子、自動車業界において、次世代製品の性能向上と省エネルギー化に貢献するキー素材です。日進工業は、卓越した成形技術と豊富な実績を武器に、より高性能な放熱設計の実現をサポートします。高熱伝導PPSの活用をご検討の際は、ぜひ弊社にご相談ください。

【企業情報】
日進工業株式会社
〒447-0844　愛知県碧南市港本町4番地39
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