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【害獣が林業界に与える問題とは?】
日本は国土面積の4分の3を森林が占めています。森林資源に恵まれていますが以下のような害獣による被害も多く発生しています。
・シカが植林後の苗を食べてしまう→森林が育たない
・シカが樹木の皮を剥いでしまう→木が枯れる
・イノシシが植林後の苗の根がむき出しになるほど地面を掘り起こす→森林が育たない
上記の問題解決にあたり、まずは植林後の小さな苗を根付かせ生長させたい所です。苗を食害から守る為には害獣の敷地内への侵入を防ぐ必要があります。
そこで、最も最適な方法は防獣ネットで敷地を囲うことです。
ここでは日本で初めて開発された生分解性防獣ネットについてご紹介します。
【生分解性防獣ネットの実証評価が行われました】
令和7年9月27日、愛知県北設楽郡設楽町の「どんぐり山大作戦植樹イベント」の際に、高さ2m、長さ約130mの防獣ネットを設置しました。資材はネット、アンカー、ロープ、結束バンドで構成されており、全て植物由来生分解性プラスチック(ポリ乳酸)で造られています。
【なぜ生分解性防獣ネットが良いのか?】
植林後に防獣ネットを設置する→数年間様子を見る→害獣からの影響を受けなさそうだと判断し、防獣ネットを解体・回収する
森林の保全は上記の流れで行われます。一見簡単そうに見えますが、重量のある資材を持ちながら天候の変化が著しく斜面の急な山間部を上り下りすることは作業員へ大きな負担がかかります。さらに、作業員の高齢化や人材不足によりなおさら作業員一人あたりの負担が重くなります。
ですがご安心ください!このような現状を抜け出すのに生分解性防獣ネットが役に立ちます。資材は全て植物由来生分解性プラスチックの為、土の中で自然に分解が行われ土に還ります。よって作業員の作業負担を減らし、限られた人材でも森林保全を可能にします。
【まとめ】
今回の実証評価は地元東三河の企業と連携し、日本初の試みとなった生分解性防獣ネットが開発されました。以下、参画企業のご紹介です。
株式会社市駒製網 トヨネン株式会社 ニチモウ株式会社 ネオマテリア株式会社
地元の企業と連携し、日本の森林保全に尽力されている林業界の方々に少しでもお役に立てればと思います。生分解性防獣ネット設置のご検討よろしくお願いいたします。
【企業情報】
株式会社豊栄工業
所在地:〒441-1346 愛知県新城市川田字新間平1-369
TEL:0536-22-0696
FAX:0536-22-0896
HP:https://www.hoic.co.jp/
| 会社名 |
株式会社 豊栄工業 (ほうえいこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 53062 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 新城市 |
| 電話番号 | 0536-22-0696 | FAX番号 | 0536-22-0896 |
| 資本金 | 1,892 万円 | 年間売上高 | 70,000 万円 |
| 社員数 | 64人 | 担当者 | 美和 敬弘 |
| 産業分類 | 工作機械 / 輸送機器 / 医療機器 | ||
| 主要取引先 |
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