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Formlabs Form 4 による射出成形からの置き換え
3Dプリンタは2014年のブームの際に 金型と射出成形を置き換える技術として 注目を集めましたが、結果として、 装置と材料コストが高額であったり 低価格なものは品質が低いことで 結果試作止まりのものという認識が強い と思われます。 あれから10年が経過し、当時スタートアップ であったFormlabsは技術革新と品質改良を継続し遂に従来の1/20の投資で量産製造を可能 にした究極の光造形及び粉末焼結機を製品化 し台数シェア世界一となりました。1000個の射出成型との対決映像をご覧ください。
【概要】
Formlabs Form 4 は、高速・高精度な光造形 (SLA) 3Dプリンターであり、特定の条件下において射出成形からの置き換えを検討する上で有効な選択肢となります。以下に、その概要をまとめます。
射出成形と Form 4/4L の比較
項目 射出成形 Form 4/4L
生産量 大量生産 小〜中量生産
コスト 金型費用が高額 金型不要
納期 金型製作に時間がかかる 造形時間が短い
材料 各種熱可塑性樹脂 紫外線硬化樹脂
精度 高精度 中精度
複雑形状 限界あり 得意
カスタマイズ性 低い 高い
【Form 4/4L による置き換えのメリット】
コスト削減:
射出成形では高額な金型費用が必要ですが、Form 4 では不要です。
小〜中量生産の場合、Form 4 の方がトータルコストを抑えられる可能性があります。
納期短縮:
金型製作が不要なため、試作品製作や少量生産のリードタイムを大幅に短縮できます。
製品開発サイクルを迅速化できます。
高い柔軟性:
デザイン変更やカスタマイズが容易に行えます。
多品種少量生産に適しています。
高精度な造形:
射出成形に匹敵する高精度な造形が可能です。
複雑な形状や微細なディテールも再現できます。
Form 4 による置き換えの検討ポイント
生産量:
大量生産には射出成形が適しています。
Form 4 は小〜中量生産、試作品製作、カスタム製品などに適しています。
材料:
射出成形では様々な熱可塑性樹脂が使用できます。
Form 4 では紫外線硬化樹脂となります。
材料の特性を比較検討する必要があります。
コスト:
金型費用だけでなく、材料費、造形時間、後処理費用なども含めて比較検討する必要があります。
まとめ
Formlabs Form 4/4L は、射出成形に代わる有効な選択肢となりえます。特に、小〜中量生産、試作品製作、カスタム製品など、柔軟性やスピードが求められる場合には、Form 4/4Lの導入を検討する価値があります。
ただし、生産量、材料、コストなどを総合的に比較検討し、最適な製造方法を選択することが重要です。
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https://www.youtube.com/watch?v=GpYRJFa9hhc
| 会社名 |
Formlabs株式会社 (ふぉーむらぶず) |
エミダス会員番号 | 105783 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 東京都 品川区 |
| 電話番号 | 03-6718-4004 | FAX番号 | |
| 資本金 | 年間売上高 | ||
| 社員数 | 800人 | 担当者 | 魚岸剛 |
| 産業分類 | 治工具 / 工作機械 / 産業用機械 | ||
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